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2024年04月29日

【理学療法士の】ゆっくり座る。ただそれだけなのに・・・【介護予防講座】

皆さんこんばん・・・・・

ワールド・ワイド・ウェブ(www)

週末はプライベートな記事をお届けしがちですが、今日は少し専門的なお話・・・・

はぴりデイサービスセンターでは機能訓練の一環として、5人以下の小グループに対して一人の療法士が訓練を実施する取り組みを行っています。

小集団訓練とは

集団体操のメリットである
・複数人でやるから頑張れる、励みになる
・新たな交流・出会いの場になる

ことと

5人以下に絞ることできめ細やかな指導ができる

点を融合させたハイブリッドな位置づけでしょうか


その小集団訓練において私がテーマにすることが多い内容ををこのブログでも発信させて頂こうと思います!!!

第一弾は

「ゆっくり座る!!」

よく利用者様のご生活で課題としてあげられることが多いのが

立つ・歩くです。
もちろんこれらも大事ですがあえて
「座る」という視点で訓練を提供しています。

皆さん、上手に座ることができていますか?
座るということは一見簡単なように見えますが、うまく座るということは

「自分で座るスピードをコントロールできる」

ことができている状態です。

これができていない状態というのは椅子におしりを投げ出すように
「どしーん」と座ってしまう状態です。

もし、背もたれがなかったら後ろにひっくり返っている訳ですから見方を変えると
自分自身の動きのコントロールを失った状態、即ち

転倒
【理学療法士の】ゆっくり座る。ただそれだけなのに・・・【介護予防講座】



しているとも言えるわけですね。

実際には背もたれがあるわけですから、そんなことはないのですが、

一見座れているように見えて、ゆっくり座れない・座らない状態には

もう一つ弊害がありそれは

「背骨・股関節に過度のストレスが加わる」

危険につながるんですね

過度のストレスはご高齢の女性に多い

「圧迫骨折」

を引き起こす要因にもつながります




【理学療法士の】ゆっくり座る。ただそれだけなのに・・・【介護予防講座】


ではなぜゆっくり座るのが難しいかといえば以下のような点が挙げられます

・座面は後方にあり視野から外れるため、体の感覚でおしりの位置をコントロールしなければならない

・足や背骨の関節の柔軟性の低下・筋力低下

・姿勢が丸くなると重心が後ろに下がり、ただでさえ重心を後ろに下げる行為である「座る」の難易度を上げてしまう・・・・


等々です

長くなりましたので次回は

「じゃあどうすればいいの?」

にお答えしようと思います( ^ω^)・・・!




最後にお知らせ!
ホームページをリニューアル&インスタグラムを開設しましたdeco10



まずはホームページURL
【理学療法士の】ゆっくり座る。ただそれだけなのに・・・【介護予防講座】



インスタグラムのURL


いずれもはぴりデイサービスの魅力をより皆様に知っていただきたいという思いでリニューアル&開設に至りましたemotion20

引き続き本ブログでも情報発信は継続しますが、上記のサイトでもぜひブログとは違う魅力を発信して参ります!!

どうぞよろしくお願い致します。

K・O




たのむさ





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Posted by はぴりデイサービスセンター at 17:31│Comments(0)個別訓練知って得する介護予防講座
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